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イナビルによる副作用と異常行動とは

患者を診ている医者

インフルエンザの治療薬には、タミフルやリレンザなどの効果的な医薬品がありますが、近年、小さな子どもでも安全に使用できるイナビルという医薬品が使用されることが増えました。
イナビルは、インフルエンザA型・B型用のインフルエンザの治療薬で純国産の医薬品です。
カプセルや錠剤などの従来のインフルエンザ治療薬とは違い、口からの吸引によって有効成分を体内に取り込みます。
薬の効果が長く、服用が1回だけで済むため、負担がかからない上に、タミフルやリレンザよりも副作用や異常行動が起こる可能性は低いと言われていますが、少ないながら副作用や異常行動が起こるという報告があることがわかっています。
イナビルを使用した場合に起こる副作用として、使用した患者の4%から5%に下痢や嘔吐の症状が起こったり、めまいや悪心などが見られる場合があるようです。
また、イナビルは、喘息など、肺や気管支に何か大きな疾患がある場合は発作を起こすリスクが高まるので使用することはできません。
イナビルはインフルエンザ治療薬の中で比較的副作用が少ないものであるため、安全に飲むことができます。
しかし、イナビルは、タミフルほどではありませんが、使用者が異常行動をとることがあるようです。
吸引を行った当日や翌日に異常行動をとることが多く、ほとんどが10代の男性であったことがわかっています。
異常行動をとる原因はまだ明確にわかってはおらず、インフルエンザそのものの症状であるのか、イナビルを使用したことによるものなのかは判明していません。
そのため、インフルエンザに罹ってイナビルやタミフルなどの治療薬を使用した場合、事故防止のために、使用後2日間は患者から目を離さずにそばにいて様子を見る必要があります。

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